妻に委ねたこと

ゆっくんです!心配事が多くて精神的に疲れております。

私は身体の不調があると、誰かに話さずにはいられない。

ただ、面倒臭いことに話す人は慎重に選ばなければならない。

話したことを深刻に受け止め、

「えっ?何それ?なんか変な病気だと嫌じゃない?絶対病院行ったほうがいいよ!」

などと神妙な面持ちで言われると不安が大きくなる。「こんなヤツに話さなきゃよかった」と心の中で逆ギレしてしまう。

「あるある〜、そういうこと〜、めっちゃわかるよ〜」

という明るめの反応だと、話に花が咲く。

そんな中、うちの妻はわりとベストなアンサーをくれる。

「心配しすぎ!検査もいつも異常ないんだし、大丈夫!見た感じアンタは健康だよ!」

そのアンサーを聞いた私は、真っ暗な道の先に、家の灯りが見えたような安心感を覚える。

軽やかなステップで店の掃除などを始める。

たまに私をからかっているのか、

「絶対ヤバいって!早く病院行きなよ!」

と口にする。

私は若干引きつった顔で、

「えっ、、?ヤ、、、ヤバい、、かな?」

と焦りだす。

「冗談だってば!笑。もう!どんだけネガティブなんだよ〜」

妻は微笑しながら言う。

結婚して13年、このような和かなやり取りも懐かしい。

今となっては妻も聞き飽きている。

「毎日ビール飲んでる人が何言ってんの?」

「もう!毎回毎回面倒臭い!本当に調子悪いときだけ言え!」

バカ旦那にいい加減愛想を尽かしているのだろう。

バカだと思われていることはいざ知らず、私は妻に追い打ちをかけるように新たな決断をした。

病気に対してネガティブな性格を変えたい。

気にしない人が羨ましい。

ちょっとどこかが痛いだけで、不安に駆られるのも精神的に疲れる。

もっと好きなことに集中したい。

「よし!妻に判断してもらおう!」

バカな私がバカな決断をした。

被害を被るのは妻だ。

「おいっ!俺ちょっと考えたんだけどさ、これから病院行ったほうがいいかの判断をアユちゃんにしてもらおうかと思うんだ」

妻は、コイツは一体何を言ってるんだ、という表情を浮かべている。

「アタシ医者でもなんでもないし、子供じゃないんだから、そんなの自分で判断してよ」

おっしゃる通りだ。

「もう自分の判断では、どうにもならないんだ!」

私は引き下がることはない。

ただ、妻には少しばかりの優しさが残っていた。

「大丈夫!行かなくていいよ!」

などと今は医者でもないのに判断してくれている。

「アユちゃんだったらどうする?病院行く?」

しょーもない質問を繰り返している。

医者でもない妻の判断に納得してる私がいる。

そして妻の診察を受けた後は不思議と不調が無くなるのだ。

「痛みがなくなりました」

妻に最敬礼をする。

つくづくふざけた旦那だ。

年齢的に必要だろうと思われる検査はしっかり受けているつもりだ。

これで何かあったらしょうがない。そん時はそん時だ。

最近9歳の息子が若干私っぽいところがある。

これ以上妻の負担が増えないことを祈るばかりだ、、、。

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