ゆっくんです。
先日、息子の卒園式があった。
生まれて8ヶ月のときから預けてきて実に6年だ。
妻と二人で10件くらいは見学に行っただろうか。
その中から第二希望として決めた幼保一体型のこども園に通っていた。第一希望は職場の近くの園にしていたが、今となっては夫婦共々「この園で本当に良かった」と思っている。
思い出をすべて書いていたら何時間かかるか分からないので、僕の中で印象的だった出来事を3つ書き記しておこうと思う。
ひとつ目は「保育園の哺乳瓶でミルクが飲めなかった」こと。
預け始めた当初、息子は保育園の哺乳瓶でミルクを飲むことができなかった。
家では飲んでいたので、保育園用に買って持って行こうか先生に相談したところ、同じ哺乳瓶を保育園が息子のために用意してくれた。
それでも飲むことができなかった。
数日後、お迎えに行くと担任の先生が「今日ミルク飲みましたよ〜」と笑顔で報告してくれた。
最初スプーンで少しずつあげていたら、哺乳瓶でも飲むようになったのだ。
親身になっていろいろと試行錯誤してくれたこと、息子のためにわざわざ哺乳瓶を用意してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいだった。
ふたつ目は「チックの症状が出た」こと。
チック症とは、思わずやってしまう動作や発生のことで、自分で止めることは難しい。
僕も息子に症状が出るまではチック症のことを知らなかった。
初めて症状が出たのは年少になった直後。
通っていた園はこども園だったので、年少になると幼稚園組がたくさん入園してくる。
その環境に慣れなかったのかもしれない。
最初はやたらとまばたきをしているなぁと思っていたが、調べていくうちにチック症だと分かった。
最初はものすごく悩んだし、心配もしたが、そのときも先生方の温かいお言葉に救われた。
今でもたまに症状が出るが、
「そのうちおさまるだろう」
「元気ならいいじゃないか」
と思えるようになり、心配しすぎないことが息子のためだとも分かった。
みっつ目は「年長のときの運動会」だ。
なぜ年長のときの運動会が印象的かというと、それまでまともに競技を出来たことがなかったからだ。
泣いて先生に抱っこされる、競技中泣きながらママのところへ走ってきてしまう、息子だけ競技に参加しない、こんなことばっかり、、、。
ところが年長のときの運動会の1ヶ月前くらいに、
「僕リレーに出るからパパ一緒に特訓しよう!」
と言ってきた。
「OK!じゃあパパが休みの日に特訓しよう!」
僕は少しビックリしながらこう答えた。
当日はおんぶ騎馬戦に息子と参加し、とても楽しかった。
問題はリレーだ。
ひとりだけ「走りたくない」とか言わないだろうか、、、心配だった。
アンカーの一人前、息子は僕の教えた走り方で一生懸命に走っていた。
その姿を見て涙が出てきそうだったが、グッと堪え、盛大な拍手を送った。
何人かの先生に「〇〇くん成長しましたね!」と声をかけられ、またも涙をグッと堪え、、、。
他にもた〜くさん思い出がある。
いろんなことを思い出しながら、卒園式を見ていた。
立派に卒園証書を受け取ってる息子の姿に涙が出ないわけがない!
というか息子だけに限らず、年長さんたちみんなの成長した姿を見て涙が出ないわけがない!
担任の先生の泣いている姿を見て涙が出ないわけがない!
本当に素晴らしい園に通うことができました。
先生方に感謝しています。
寂しい気持ちもあるけど、
「めっちゃいい園だった〜」
「楽しかった〜」
キリがないのでここらへんで、オワリっつ!
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